出発
準備が整っていよいよ出発です。くらげは駱駝に乗るのは初めてです。駱駝のこぶに鞍が付き、その両脇に荷物を詰めた篭がぶら下がります。後になって気がついたのだけれど、その駱駝は他のに比べて一回りも二回りも大きく、駱駝の中でもかなり大きい様でした。いよいよ駱駝は歩き始めます。ガイドの人は歩いて駱駝を弾いて行きます。すぐに先程の旅行者達とすれ違います。やはり団体のツアーはほんの少し先までしか行っていなかっったのです。何となく優越感に浸るけど、大方の人はそんなことに興味を持っていないのでしょう。乗り方のコツは体の動きを駱駝に合わせるようにします。この駱駝、気が多いのかすぐに寄り道してその辺の枯れ葉などを口にします。これも愛敬と思いつつ、駱駝は沙漠を彼なりのペースで歩み続けるのでした。
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