くらげ旅行記第1話の4ばんめ〜
 
雪山に囲まれて

ABCロッジ
雪に埋もれているABCのロッジ

マチャプチャレベースキャンプ(MBC)から、
アンナプルナベースキャンプ(ABC)までは、
直線距離にして、4キロ前後でしょうか。
雪道を重い荷物を背負って
    (このときはさすがにちょっと後悔した)
歩くので1時間というわけにはいきませんが、
お昼頃にはABCに着いていました。
靴も足も雪でびしょぬれですから、
ロッジでコタツに入って乾燥させながら、昼食です。
すると、おやおや、見覚えのある女の子が・・・。
白飯たのんで持参の海苔で
ご飯を食べているではありませんか。
彼女の名前は「ミッシェル」。
フランス系のイギリス人。わがままなところもあるが、
ボブカットにしていて、ちょっとかなりかわいい。
片言の日本語を話すのだが、ちょっと難しくなると、
「エイゴゴクダサイ。」と、言ってくる。

実は途中で会ったのだけど、ルートが同じで、再会。
くらげ、得した気分だなぁ。かわいい女の子大好き。
でも、実はホントに得するのはもっと後だったりするのです。
夕方になってマチャプチャレの写真を撮りに戸外に出ると、
ホントにハンパじゃない寒さ。
カメラのバッテリーはすぐにダウンするし、
指の感覚もなくなるし。
でもこのとき、夕日に赤く染まったマチャプチャレは
神秘的なほど美しかったです。


夕暮れマチャプチャレ
赤く染まるマチャプチャレ