くらげ旅行記第7話の5ばんめ〜


迷路の町 ヤズド

ヤズドの町は土色です。
表通りはそれなりの華やかさもありますが、
中に入れば、褐色の煉瓦で出来た町が広がっています。
また、この街はバンドギルの多い町としても知られています。
くらげが訪れたのは、冬でしたが、夏はきっと暑いのでしょう。
沙漠では、気温は高くても、湿度が低いので、
日陰に入って、風通しがあれば、さほど不快ではありません。
かえって、日本のような蒸し暑い夏の方が辛いとも言います。
もっとも、日中仕事なんてしませんけど。
バンドギルはそんな風取り窓なのです。


町中の細い道 ヤズドのバンドギル
ヤズドの旧市街です。
こんな道に迷い込むと、
「異邦人」って言葉がぴったりです。
バンドギルです。
町のあちらこちらにあります。

くらげがヤズドを訪れたときはあいにく雨でした。
町の造りを見ても、ほとんど雨が降らなさそうなのですが、
冬だったので雨期に当たっていたのでしょうか。
宿はツインの部屋を一人で使いましたが、
くらげの寝ていない方のベッドは
夜降った雨でびしょびしょになりました。
真上に付いている換気口にはふたなど付いていなかったようです。

ヤズドにあるモスクは何でもイラン一の高さを誇る
ミナレットがあるのだそうです。
確かにかなり高い尖塔です。
きっと、この辺りには地震がないのでしょう。
イランにも、山脈があるし、火山もあります。
場所によっては時折大地震があるのはご存じですよね。


これがそのミナレット モスクの内部です
イラン1高い?ミナレット
確かに高いです。
そのモスクの中庭です。
モスクの大きさ自体は中くらいでしょうか。
正面にあるのが、メインドームで、
中にミヒラーブがあります。



ち ず