くらげ旅行記第6話の2ばんめ〜


ナクシェ・ロスタム


ペルセポリスの丘には祭壇の他にいくつか(多分2,3個)の墓があります。
もちろん、当時の王の墓です。
岩山をくりぬいて、玄室を作り、
そのまわりはレリーフが施されています。
今では、観光用に階段が作られていますが、
もちろん当時は無かった物です。
まわりに施されたレリーフを見ると、
当時の人たちが太陽信仰であったことを伺わせます。

ペルセポリスにある墓
ペルセポリスの丘にある王墓
右の階段は観光用に作られた物


ペルセポリスから10km程離れたところに、
ナクシェ・ロスタムと呼ばれる場所があります。
ここは、ペルセポリスにある、墓と同じ様な物と、
それとは関係のないレリーフが残されています。
複数の時代にわたって、レリーフが彫られたわけですね。

ナグシェロスタム ナグシェロスタム
ナグシェ・ロスタムの王墓
ペルセポリスとそっくりですね。
ナグシェ・ロスタムのレリーフ
王墓のレリーフとはちょっと違います。


ただ、王の墓に施されたレリーフはともかく、
その他のレリーフが何の目的で彫られたか、
くらげはわかりません。
あまり、意味がないように思えるのですけど。
また、レリーフ群の向かいには拝火教の礼拝所跡も残っています。
そこの場所に何か特別な意味があったのかもしれません。
英語のガイドブック Lonly Planet にはたしか、
8つのレリーフがあることになっていると思いますが、
くらげたちは7つしか見つけられませんでした。
一応それなりに探したのですけどね。



ち ず