くらげ旅行記第6話の補足ページ

いらんでσ(^^)もかんがえた



・ イランのバスオフィス

イランにはいくつものバス会社があって、バスターミナルには各社のオフィスがあります
会社によって料金や行き先に違いが見られますが、バスの車体はさほど違わないようです。
サービスもくらげの乗った範囲では一緒でした。
ケルマーンからシラーズへ行くときはいくつかのバス会社を当たったのですが、全て朝か夕方しかないと言われてしまい、かなり困ってしまいましたた。
親切な人が声をかけてくれたので、話をすると、オフィスの窓口に行ってなにやら話しています。
と、なんと、お昼のバスのチケットが取れたではないですか。
さっきまで、さんざん聞いて、無い無い言われたのに。なんで?
外国人は扱いが違うのかもしれません。
それとも、アッラーへのお祈りをしなかったから?みんなしていないけど(^_^ゞ。

 戻る      

・ 中東の3P遺跡

中東3P遺跡と呼ばれる物があります。
イランのペルセポリス、シリアのパルミラ、ヨルダンのペトラ。
元々、中近東は古くから文明の栄えていた地域ですから、遺跡は山のようにあります。
もちろん、イランのスーサのように、整備されずにただの荒れ地となっているところも少なくありません。
(スーサは出土品は大変素晴らしいのですが、今はいってもただの野原だそうです。)
それを考えると、3つに限定する必要もないと思います。
本文にも書きましたが、イランから回った方が良いと言われますが、この3つ以外にも途中で見る遺跡(レバノンにもいっぱいある。)のほとんどは「石」や「岩」なので結局は飽きてしまうと思います。
確かに素晴らしいのだけどね。

 戻る      

・ イランの観光

イランはビザを出し渋ったり、観光にはあまり力を入れていないようですが、
ちょっとは努力しているようです。
ペルセポリスも世界文化遺産に登録されています。
大きな投光器が設置されたりもしていました。
しかし、どう見ても、1日10人くらいしか訪れていない様なのも、事実です。
ビザを取得したときは、きれいな観光パンフレット(日本製かと思ったほどきれいでした。)もくれたのですが、ビザの延長などを考えると、やっぱりさっさと出て行けと言われているような気もします。(実は、政府内部でも、いろいろと事情があるらしいのだ。)

 戻る      

・ 拝火教(ゾロアスター教)

イランから、中国西部、インドの一部にわたって、拝火教が信仰されています。
別名ゾロアスター教ですが、ゾロアスターというのは教祖の名前らしく、教義では無いので、宗教名としては適当ではないそうです。
読んで字のごとく炎を神聖な物として崇めるという、わかりやすい宗教です。
本当はもっといろいろと、あるのでしょうが、くらげは知らないし、詳しい人も少ないです。
なぜなら、今は信者が少なく、一部で細々と信仰されているだけのようです。
もちろん、確実に信者はいますけど。

 戻る      

・ イランの祈る人

イスラムの教えでは1日に5回のお祈りをすることになっています。
これは宗派によって若干異なるようで、イランでは3回で良かったような気もします。確かではありませんが・・・。また、トルコにはお祈りをしてはいけない宗派もあるとか・・・。
お祈りの仕方も地域(宗派?)によって異なるようです。
基本的にはメッカに向かって、コーランの一節(どこでもいいらしい。)を唱え、ひざまづき、頭を床に付けてお辞儀をするのがパターンなわけです。
まれにTVなどで見る大勢の人が一団となって礼拝するのは、金曜日の礼拝だけです。 (イスラムでは、金曜日が神聖な日で、休日にもなっています。)
さて、イランは国家はとてもイスラムな国ですが、国民はと言うと、ムスリムなのは間違いではないし、戒律も守っていますが、どうも、お祈りは怠けている人が多い気がします。他の国でも(日本でも)言えますが、宗教離れが進んでいるのでしょうか。
もちろん、モスクに行けば、熱心にお祈りしている人々をたくさん見かけます。
イランのお祈りの特徴は、小さな陶器(素焼き)の・・名前はわからないのですが、・・円盤のような物を使います。これにはなにやら飾りがあるようですが、くらげには意味不明です。
これを床に置いてお辞儀の時に、この陶器に頭を付けているように思います。
イランの国内ではどこでも見かけますが、よその国では全く見かけません。

 戻る      

・ イランのタイル

モスクをTVや写真で見たときの印象として、青色のタイルで装飾された大きなドームを思い浮かべませんか?
最近流行のトルコ・イスタンブールでもっとも有名なスポットもブルー・モスクですから、モスクと青タイルの深い結びつきが伺えますね。
イスラムと、このような技術は初めからあったわけではなく、イスラムが起こり、その勢力を拡大し、ペルシャがイスラムの支配下になってから、ペルシャ文化とイスラム文化の融合が起きたためで、元々は、ペルシャの技術なのだそうです。
タイルの使い方には、大きく分けて2通りあって、単色で焼いたタイルを切って、モザイクのように絵柄を作っていく物と、タイル自体に模様を焼き付けて、それを組み合わせる方法です。
傾向としては大型の物にはモザイク方式を使うようですが、例外もいっぱいあります。

 戻る      

・ ビザの延長

ビザというは実は大変複雑で、国によっても違いますが、数多くの種類が存在します。
観光が目的なら、観光(ツーリスト)ビザ、留学ならスチューデント・ビザ、なんて具合です。
くらげがインド取った、イランビザは実はトランジット(通過)・ビザなのです。
トランジットとは、あるくに(例えばイラン)を抜けて第三国(例えばトルコ)に行くためのビザです。
なんかわかりにくいですが、旅行を陸路で行くことを考えると、わかりやすいです。
大抵、トランジットビザは、期間が短く延長が出来ないが、審査は簡単なのです。
くらげが何故インドでトランジットビザにしたかというと、トランジットしか出してくれないのです。ツーリストが取れるなら、取りたかったのですが、出してくれないのでは、仕方ないのです。
でも何故か、イランのトランジットビザは延長が出来ます。
トランジット・ビザという性格からはちょっと不思議なのですが、出来ないよりはいいです。
イランの場合、このビザの延長がくせ者で、申請場所によって、出来たり出来なかったり、期間も違うし、料金や必要書類まで違ってきます。よく言えば現場主義、悪く言えば整合性なし。
ここ、シラーズはイランの中でも、おそらく1番延長が簡単で確実な場所です。
こういった情報も、旅行者同志交換していきます。

 戻る      

・ 薬物使用者

イランは国家的にはイスラム原理主義なので、お酒は禁止です。
まあ、闇であるらしいのですが(^^;)。
しかし、かつて革命前にはさんざん飲んでいたわけで、いきなり禁止されては困ってしまう人や、ちょっと気分を変えたい人もいるわけです。
でも、お酒が無い。そこでドラッグの登場です。
詳しくは知りませんがイランでは、結構薬物使用者がいるようです。
くらげは旅行中二人ほど合いました。
どんな薬かは知りませんが、売人はやっぱり感じの悪い「悪人」って感じの人でした。 (くらげが買ったわけではないよ。)
麻薬なども禁止されているわけですが、売る方からすればポケットにすんなりと隠せる薬物の方が扱いやすいですよね。
いっそのこと、お酒を解禁するべきだとくらげは思うのですけど。

 戻る      

・ ドバイの貿易

UAE(アラブ首長国連邦)の都市ドバイ。
日本では今ひとつ知名度は低いのですが、湾岸諸国の中では活発な都市です。
何故かというと、貿易が盛んなのです。世界中の製品(ハイテクとかね)が集まってくるそうです。
こうした貿易都市を経て、湾岸諸国にいろいろな製品が運ばれていきます。
やはり、いつまでも石油生産にばかり頼っていられないのでしょう。
アメリカはイランに対して、輸出禁止の処置を取っていますが、このように第三国を経由して、いろいろな物が出回るわけです。

 戻る      

・ 湾岸諸国のTV

イランのTVはあまり面白くありません。国の政策のせいです。
一方、他の湾岸諸国ではかなり開放的な番組編成です。
アメリカなどのちょっと色っぽいシーンのある番組も問題にならないようです。
イランでは衛星放送を受信することは禁止されていますが、地上波でよその国の番組を見ることはかまわないのだそうです。
くらげが世話になった家では、TVはもっぱら外国のチャンネルばかり見ていたようでした。
イラン以外はアラビア語なハズですが、わかるのでしょうかね?
ちなみに、イランでは「おしん」がかなり人気だったのはご存じの方も多いと思います。
くらげがイランで見たのは「一休さん」でしたが、他の宗教の小坊主の話、しかも、将軍と、お金持ちの商人桔梗屋、庶民、和尚さんと階級社会丸出しの番組(イスラムでは平等主義)、おまけに小さな女の子(やよいちゃんでしたっけ?)が一休さんにちゅっとキスしたり、よくイランで放送できる物だと、変なところに感心してしまいました。
もちろん、一休さんはじめ、将軍様も和尚様も、ペルシャ語ぺらぺらでした(笑)。

 戻る      

・ ペルシャ湾のエビ

ペルシャ湾で捕れるエビはあとで聞いたところによると、
結構有名らしいのですが、どなたか詳しい方いらっしゃいませんか?

 戻る      



ページトップへ


 戻る