くらげ旅行記第5話の5ばんめ〜


シュークリーマー増殖


正直に言って、イランの食事はまずいです。
楽しいはずの毎日の食事が苦痛に思えてきます。
しかし、幸いなことにお菓子屋が結構あって、
安い値段で、そこそこおいしく食べられます。
お店や地域によって違いますが、
大抵洋菓子とペルシャ菓子とがあって、
ペルシャ菓子はパイ生地に蜜をかけたような物が多いようです。
洋菓子は、スポンジケーキ類と
シュークリーム、アイスクリームなどです。
全般にちょっと甘めですが、旅で疲れているせいか、
食事がまずいせいか、かなりイケてます。
日本人旅行者には、シュークリームが好評のようです。


イランシューの絵
そこで登場するのが、「シュークリーマー」。
何のことはない、シュークリーム愛好者のことなんですが、
イラン各地でシュークリームを見つけては食べ比べ、
その味と、値段について、優劣を競うという、
他愛ないと言えばそれまでの事なのですが。
しかし、宿に置いてある情報ノートには
結構この手の情報が書いてあります。
そして、負けじと、「アイスクリーマー」も
(どんな人かはもう想像つきますね)
イラン各地のアイスクリーム論争を繰り広げています。

くらげの個人的な意見ですが、
ペルシャ菓子系はあまりおいしくないです。
シュークリームはケルマーンのと、テヘランのが良かったかな?
アイスクリームはイスファハンですね。
まっ、ここでは地図などは省きますね。グルメ番組じゃないし。


イランのアイスクリーム