くらげ旅行記第5話の4ばんめ〜


バザールでご・・・・


くらげはバムのあと、ケルマーンへ向かいます。
イランは旧国名をペルシャと言いましたが、
ペルシャと言って思い浮かぶ物。
ペルシャ湾、ペルシャねこ、魔法の妖精ペルシャ?
ペルシャの市場! そうですね、市場も雰囲気有りそうですね。

バザールの入り口
ケルマーンのバザールの入り口
なんとなく、ワクワクします。
中東で市場と言えば、マーケットではなく、バザールですね。
バザールの詳しい定義は知りませんが、
イランでバザールと言えば、アーケードの付いた商店街を指します。
日本にあるようなアーケードなら、
別に取り立てて見ることも無いのですが、
イランのバザールは煉瓦づくりです。
さすがに日干しではなくちゃんとした焼き煉瓦です。
小さなドームを数珠つなぎにしたような構造で、
天辺には小さな穴が開いていて、光取りと、
熱を逃がす仕組みになっています。


バザールの様子
バザールの中はこんな雰囲気

もちろんその両脇には小さな商店がひしめき合っているのです。
怪しそうな店も有れば、普通の店もあります。
イランは不思議にも物に値札が付いていて、
定価販売だったりします。
もちろん全てではないし、値段交渉も可能ですが、よその国ほど、
大幅な値引きはあまり期待できません。
旅行者であるくらげたちにとって、
ショッピングを楽しむことは出来ませんが、
(それでも、くらげは買っちゃうのだけれど。)
冷やかしながら歩くのは楽しいです。
規模にも寄りますが、大抵バザールは
何本かの小道が集まって出来ているので、
脇道に入り込んだりして、迷子になるのも楽しいです。


中庭の様子 時計のあるモスク
バザールのあちらこちらにある中庭
真ん中のタワーは通気用で、
バンドギルと呼ばれます。
バザールを抜けたところにあるモスク
モスクの入り口には
何故か時計が有ります。


ち ず