別冊・電網ねこみみ属性 『イマドキノ街ハ…』

Phase 4.6: ホテルから(2)
「ね」 ヴェネツィアで泊まったホテルだね。
「モ」 中はやっぱりアンティーク調なんだよね。
「ね」 アンティークなのは中だけじゃ無かったけどな。
床ちょっと傾いていたし。。。
「モ」 ヴェネツィアのホテル事情は決して良いとは言えないね。
場所的に痛みやすいし、立て替えもなかなかできない。
結果的に狭くて古い割に高くなってるみたい。
「ね」 でも、それ故に雰囲気だけは独特なまま残っているんだろ。
「モ」 そうなんだよね。
「モ」 窓の外も『いかにも』だよね。
「ね」 まどから太ったマンマが出てきそうだ。
「モ」 それで、大声で怒られちゃうんでしょ(笑)
「ね」 アニメ名作劇場のお約束パターンみたいだな。
「モ」 そうそう、しかも赤い彗星で三倍速の専用機なんだよね。
「ね」 いゃ、それ名作劇場ともイタリアとも関係ないから
「モ」 ヒカルちゃんだよ〜
「ね」 あいかわらずかわいいねぇ。
おじさん、襲っちゃおうかな。
「モ」 わぁぁ、ヒカルちゃんがねこ子ちゃんに襲われるぅ〜(笑)
「ね」 このショートボブの髪型。ややぽっちゃりした丸顔。なんか見覚えがあるんだよな。
「モ」 ねこ子ちゃん。また、おにいちゃんの古傷いじくっていじめようとしてるでしょ!
「ね」 あれれ〜、そうかな。
あーー、そうだ、昔アイツが片思いだった女子大生に…
「モ」 やっぱりイジメだ…(-_-;)

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ホテル事情
ホテル事情というより、ヴェネツィア中の建物共通の問題ですが、建家にとって非常に条件悪い場所です
不同沈下は起こるし、潮風もあたる、水路が入り組んでいるから湿度が高い。。。観光地でなければ今頃は見捨てられていそうな場所なのです。
しかも、土地は狭いので拡張はできない、車が入れないから資材は高くつく。。。ホテルが高いのは仕方ないのかもしれません。
でも、観光以外で人が訪れることは少ないので、観光客のいない冬場はホテル代も安くなりますよ。チャンスです(笑)

食事事情
ヴェネツィアは観光地なので食事にはとりあえず困らないです。
あとは、コストと内容がいかに納得出来るものになるか…です。
当たればツーリストメニューでおいしくお腹いっぱいに食べられます。ツーリストメニューにピザを追加しようとしたら「食べきれないからやめとけ」といわれて、ほんとにツーリストメニューだけでお腹いっぱいになりました(ピザは日を改めて食べに行った)。はずれると、同じくらいのツーリストメニューでふやけたラザニアが出てきてがっかりします。もちろん、そんなことは日本も同じですね。




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