くらげ旅行記第10話の補足ページ

シリア その1



・ シリア・アラブ共和国


正式国名  : シリア・アラブ共和国
首 都   : ダマスカス
人 口 (*) : 1,462万人
国民生産(*) : US$1,160−
滞在期間  : 1998/4/23〜5/9
通 貨   : シリア・ポンド
         実勢レートはT/Cで49〜50(S£/$)、現金で51〜52(S£/$)。
         公定では42(S£/$)位。
大統領はアサド大統領。実質的に独裁でかろうじてバランスを保っています。 もちろん国民に不満はあるだろうけど、そう言った政治的発言は御法度なのです。
現在ゴラン高原をイスラエルに占領されているため、「選ばれた人たち」とはいつ戦争が起きても不思議ではない状態です。(2000年現在では和平が進行中ですが、どうなるかは予測がつきません。)
にもかかわらず、町中の人は穏和に見えるのです。 しかも、料金などをぼることも少ないです。いい国だぁ(笑)。 でも、パスポートにイスラエルの入国記録があるとシリアには入れません。 これは、シリアに限ったことでは無く、イスラム諸国の多くが入国を拒否されます。
 2000.06.11アサド大統領が亡くなったので、次男のバシャル氏が次期大統領になるようです。長男は交通事故ですでに亡くなっています(と、言うことになっている)。シリアの商店などには、よくこの3人の写真が飾ってあります。
(*): データは1998年版。(財)世界の動き社「世界の国一覧表」より引用。
  「国民生産」は国民総生産を人口で割った物。
くらげはこの「世界の国一覧表」毎年買っていますが、なかなか楽しいです。
毎年増えた国を探すのが楽しみ(^-^)~。
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・ あの「小林さん」

あの、「小林さん」にくらげはアレッポでも会いました。
彼はイスタンブールからエジプトに飛び、北上してきたらしいです。
ルートはウワサで聞いていたのでどこかで会うかと思っていましたが、アレッポで会いました。
でも、なんと今回は女の子を連れていました。
前にあったときから「姉ちゃん引っかけて、プーケットでバカンスやぁ。」と言っていました(彼は大阪出身です。)。
イスタンブールは簡単に引っかかると聞いて喜んで行ったのですが、空振りで、カイロも引っかけやすいと聞いて(一体どこで聞いてくるのやら(^^;)。)、それでもダメで、ダマスカスから、その女の子(大学卒業したて)と、仲良くしていたようですが、・・・
アレッポで逃げられたようです。
愚痴を聞いたのはくらげでした(^_^ゞ。
たびたび登場しますが、『小林さん』ってこの人です。

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・ 人だかり

何故か良く知らないですが、パキスタンから良く人に囲まれます。
相手は悪気はなく、単に日本人が珍しいだけらしいのですが。
町中で困っていれば、2,3人は声をかけてくれるし、そこでさらに悩んでいれば、10人くらいはすぐに集まります。
警察官でさえ、笛吹いて呼びつけます。なんか悪い事したかな?なんて思っていると、単なる世間話だったりします。
純粋と言えば、純粋ですが、50人から100人くらい集まってしまうと、どうしたらよいものか・・・?
彼ら、きっとよっぽど暇なんじゃないかと思ってしまいます。

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・ シリアの食事

シリアのレストランには星が付いていて、たくさん付いていると高級です。
ホテルも、同じようにランク付けされています。
このラタキアのレストランは2つ星でしたが、その割にはかなり高かったかも。
店や街によって違いますが、首都のダマスカスでカウンターのローストチキン屋なら、同じ値段で、5羽食べられます(^^;)。
やっぱりシーフードって高いのでしょうかね。
この店で見せてもらった2番目に高い魚は鯛(見た目は真鯛)だったので、日本と同じ感覚なら、かなりの高級魚なのでしょう。おいしかったしねぇ。
ちなみに料金は量り売りで約400グラムのお魚さんとサラダやコーヒー込みの値段です。

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・ 世界最古のローマ字

そのローマ字は粘土板に掘られていたそうです。
アラビア数字が元の形と今の形が異なっているように(イラン編に書きました。)、そのローマ字も、言われなければ、未知の文字、いや、ローマ字と言われてもさっぱり見当が付きません。
偉い学者が辿っていくと、現代のローマ字にたどり着くのでしょうね。
第一、中世のローマ字見たって、よくわからないくらいだから、仕方ないですね。
遺跡の前では、お土産用の粘土板が売られていますが、旅行途中にそんな重たそうなもの買えないですよねぇ。
しかも、割れてしまいそうだし。

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