くらげ旅行記
第4話の3ばんめ〜
国境を越える
くらげさん、アムリットサルから
バスに乗って国境まで行きました。
バスはほとんど満席だったのですが、
みんな国境の手前で降りてしまって、
国境までの客はくらげ一人。
朝早かったのでまだ国境が開いていなかったのですが、
それにしても人気のない国境です。
普通陸路の国境なんて荷物を満載した
トラックが待っているものなのですが。
人も、くらげを入れても2,3人。
ゲートが開いて、国境を通過し、
パキスタン側に行っても寂しい限り。
施設は立派だったのですけど。
まっすぐな道の真ん中に国境があります。
人はほとんどいませんでした。
パキスタンに入って、乗り合いワゴンを見つけ、ラホールへ。
ラホールは今回はパスして、
そのまま列車に揺られてムルターンへ。
列車の中でもお祈りしている人を見かけます。
そうです、すでにここはイスラムなのです。
しかも、なんとラマダンの真っ最中。
とりあえずまわりを気にして、
昼間の食事は控えます。
列車の中で日没を迎え、
あっちもこっちも食事が始まります。
意外にも、日本人は珍しいらしく、
いろんな物をいただきました。
インドだったら、絶対口に出来ませんけどね。
インドのビスケットをあげたら、
おいしいので不思議な顔をしていました。
「インドは何でもみんな悪い」の思想があるので
インドのビスケットは不味いと思っていたようです。
パキスタン人の服装
男の人のパキ服は涼しそうだけど、
冬は寒そうです。
ち ず