別冊・電網ねこみみ属性 『ごーやー街道山原譚』

Phase 2.3: ゲストハウスですな
「ね」 今日泊まるのは…この辺にホテルなんてないよ。
「モ」 今日泊まるのはなごゲストハウスって言うところだよ。
「ね」 げ、ゲストハウスかよ〜!!
ゲストハウスって、インドとかにある安宿のことだろ〜
「モ」 えへへへ。まぁ、おにいちゃんのことだから、そのくらいは見込んでおかないと。
「ね」 大体、日本にゲストハウスがあるなんて聞いてないぞぉぉぉ
騙された〜!!
アタシの優雅なバカンスは何処いったんだよぉぉぉ
「モ」 部屋は個室にしてもらったみたいだね。
「ね」 離れか。。。ちょっと聞こえはいいかな。
「モ」 海沿いのコテージとも言えるよね。
「ね」 窓開けると、海が見えるんだな。植木が邪魔してなかなか開けられないけど。
「モ」 部屋の作りは粗っぽいけど、ボクは好きだな。
「ね」 ゲストハウスって言うから、どんなのかと思ったけど、インドとは違うんだな。
想像したより快適そうだ。
「モ」 おにいちゃんも彼女とか作って、こういう所来れたら良かったのにね。
「ね」 モモ子。それって笑う所かな?
アイツが聞いたら、また拗ねるぞ。
「モ」 えへへへへ( ^^ゞ
「ね」 モモ子。ゲストハウスの前海だぞ。シュノーケル借りて泳ぎに行こう!
「モ」 ねこ子ちゃん、雨降ってるよ〜
「ね」 気にしない。気にいない。
「モ」 お、いきなりフグ(ハリセンボンかな?)だよ(上左)。
「ね」 浅い割には、魚いるのね。
「ね」 大物はあまり来ないけど、根(平坦な底にある岩の固まりがある場所)の周り見ると結構面白いよ。
「モ」 ねこ子ちゃん、ヒトデだよ。
「ね」 モモ子。それはさわっちゃダメ。オニヒトデだからさわると腫れるよ(上右)。
「モ」 これがサンゴを荒らすのね。しかも、毒持っているなんて、嫌なヒトデね。
「ね」 チョウチョウウオの仲間もいるよ(上左)。
「モ」 水族館にもいたよね〜
こういう魚は岩場の近くにいるのね。
「ね」 根は身を隠す場所になるからね。こういう所に居着く魚は多いよ。
何もない砂地は居着くより、さまよう魚が多いかな。
「モ」 なにあれ?(上右)
「ね」 わぁっ、なんだろう。
「モ」 群で泳いでるね。
「ね」 このくらいの水深だと、あのくらいの群はあまり来ないんだけどね。
迷い込んだのかな。
「モ」 ねこ子ちゃん。寒くない?ボクちょっと寒くなって来ちゃったよ。
「ね」 やっぱり日差しがないと、寒いな。上がろうか。
「ね」 短い時間だったけど、以外と疲れたな。
水温が低かったからかなぁ。
「モ」 あとは、お茶飲みながら、海を見てぼぉーーっと過ごすんだよね。
「ね」 ゲストハウスの醍醐味だな。
「モ」 ホントはねこ子ちゃんゲストハウス嫌いじゃないんだよね〜
「ね」 清潔になっていれば、好きだよ。
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