別冊・電網ねこみみ属性 『イマドキノ街ハ…』

Phase 2.2: 城下町
「ね」 なんだかよくわからないところに来たなぁ。
「モ」 Grossetoって言う駅からバスで一時間半くらいかかったね。
SATURNIAって言うらしいね。ホントにどの辺なのかなぁ。
「ね」 ねねね、見ろよ。
なんかお城っぽいものがあるよ。
(注:教会の鐘楼です)
「モ」 わーー、ホントだ。中世っぽいね。
ボク達、今日はここに泊まるのかな。
「ね」 全然観光地っぽくないけど、雰囲気あっていいな〜
今日はここに泊まろうぜ〜
「モ」 でもホテルとか泊まれるのかなぁ〜
って、お兄ちゃん見つけてきたみたいだね。
今日はSATURNIAに泊まりまぁ〜す。
「ね」 あ、モモ子。ねこがいるよ。
「モ」 あーー、かわいい。日本のネコと同じだね。にゃん☆
「ね」 フルフル・フルムーン♪
おにいさま♥
うげー、アタシがやっても全然似合わないなー(汗)
「モ」 ねこ子ちゃん深夜アニメの見過ぎーーー
あっちにスパーのトラックハケーン!!
HOT SPARじゃないみたいだけど、似たようなものがあるんだね。
「ね」 なんかアタシら変な物ばかり見てるな(笑)
「モ」 いいんだよ。こーいうのも旅の楽しみのひとつなんだから。
ここは街自体が見所みたいだね。
「ね」 崩れかけた城壁とかもシブイよなぁー
歴史を感じさせるって言うか。
「モ」 外観がシンプルな教会も中世っぽいよね。街灯もさりげなくおしゃれよね。
「ね」 やっぱりここは昔、城塞都市みたいだったのかな。
「モ」 うーーん、詳しくはわからないけど、昔のイタリアは都市毎に独立しているようなものだったから、ここも一つの独立都市か、その衛星都市として、城塞都市になった可能性は高いと思うな。
「ね」 うぉーー、なんかかっこいいなぁ。中世が今に残っているみたいだ。
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SATURNIAって言う街です。凄くこぢんまりしています。
丘の上にある、(おそらく)城塞都市の名残だと思うのですが、その中心部で200〜300戸くらいの街かなぁ。
元々ここに泊まるつもりはなかったのですが、なにしろ不便なところでバスで行ったら帰れなくなって泊まることになった。。。と、いうのが本音です(苦笑)。
でも、結果的に良かったと思います。
イタリアは田舎の方が雰囲気あって、楽しめるような気がします。
今回の旅行の中で、何もないけど印象に残った街です。
ただし、実は未だにこの街が何処にあるのか知りません。ただ、Grossetoからバスで一時間半くらいの場所にあるって事しか知りません (汗)。

宿は基本的に現地で探します。
日程なんていい加減で、決まらないから(笑)
それでも何とかなることが多いです。どうにもならないこともありましたが。。。orz
幸いSATURNIAでは、HOTELの看板出ているおばさんに声をかけたらすんなりと部屋が見つかりました。
突然でしたが、感じのいい宿でした。建家にはいるといきなり、クラシックな家具が置いてあったり(イタリアの人は古い家具をとても大切にするみたいです)、出発の時小瓶に入ったジャムくれたり、癒されます。
ちなみに、宿屋のおばさんはイタリア語しか話しません。オイラはイタリア語わかりませーーん。でも、どうにかなる。もちろん、最低限のことはふまえた上でですよ。たとえば、手書きの数字。たぶん予備知識無しで見たらすぐには読めないと思います(トレインイタリア・パスの左下に書いてある有効期間見てもらえるとわかるかな)。
それと、くらにょんはフランス語は何とか少しだけわかるので、フランス語と近いイタリア語は何となくわかる単語があったのも助かりました。




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