くらげ旅行記第8話の2ばんめ〜

山の中の町 アルトヴィン


くらげは快適なバスでちょっとご機嫌ですが、
途中乗り換えをして、アルトヴィンに着いたのは
真夜中の12時過ぎでした。
しかも、町はバスの止まったところ(途中で降りた)から、
ずっと坂の上なのです。
タクシーはずいぶんと高いらしいし、他に手段もなく、
歩くことに。まあ、くらげは元気ですね。
結局、20kgを越える荷物を背負って、
1時間以上坂道を上り続けたわけです。
真夜中なので、ホテルも取りにくく、ちょっとトホホでした。
行動は早め早めが基本ですね。
アルトヴィンでは、現地の人に誘われて、コーヒーのみに。
西洋音楽が流れ、あか抜けた雰囲気で飲むコーヒーは
何故か懐かしく、心地よい物でした。

アルトヴィンは坂の街なのです 電球に照らされる夜の街
その後、トルコのお茶(紅茶)の産地リゼの町によりました。
リゼは黒海に面した街です。
紅茶の産地とは言っても、特に良質のお茶がとれるわけでも、
トルコ人が特別お茶好きでもないので普通の街です。
町自体は大して面白くなかったのですが、
何故かホテルの部屋にいきなり男の人が・・・?
しかも、泣きながら。何言っているのかわからず、
(多分トルコ語だとは思うけど、違う可能性も大)
困ってしまいました。
しばらく慰めていたら、出ていきましたけど。
ホントになんだったんでしょう?
別にエッチな感じではなかったし。
旅って、変なところがまた楽しいのですけどね。
この後、くらげはトルコ中央から西へと向かいますが、
ここまでのトルコ東部はトルコの中でも、
親切な人が多かった場所です。
どこの町でも、1回づつただでお茶をご馳走になっています。
人とのふれあいでは、楽しめるところだと思います。

アルトヴィンから黒海沿岸に抜ける峠道 街の隅にある城跡から黒海を見下ろします。



ち ず (トルコ全土)