くらげ旅行記第7話のおまけ〜


おまけ

お茶について


とーとつですが、くらげ☆うみうし さん、
お茶が大好きなのでございます。
と、いうより、お茶が無いと生きていけない人なのです。
もちろん、お茶と言っても、いろいろあるわけで、
大ざっぱに分けても、日本茶、中国茶、紅茶。
その中にまたいろいろな種類のお茶があって、
これ以外にも、いろいろと、お茶があるわけですよね。
くらげは、お茶の葉から作るお茶が好きです。
日本茶、紅茶が多いですが、中国茶も好きです。
ハーブティーなども飲みますが、やっぱりお茶が好きです。
いつか「んたこHP」にも、お茶のコーナーを作ろうかと思っています。

この「お茶」ですが、面白いことに、中国が「茶(ちゃ)」と呼び、
ネパールでは、「チャー」になります。インドでは、「チャイ」になって、
イランも、「チャイ」です。
あとは、トルコ、アラビア語圏も「チャイ」がつづきます。
トルコから、ヨーロッパに渡って、
ChaiのCがTに変わってしまうのだそうです。
世界地図を広げると、よくぞこんなに広く、
普及しているなあと、感心していまいます。
よく、紅茶が発酵茶で、日本茶が無発酵茶、
中国茶が半発酵茶などと言われますが、
中国茶は何でもありなので、ちょっと的外れだと思います。
緑茶も、日本だけだと思っている人も多いようですが、
かなり広範囲で飲まれています。
何故かイスラム圏が多いのですが。
(パキスタン、アラビア半島、中央アジア、もちろん中国本土)
イスラムの色が緑だから?関係ないですよね。
でも、なぜか緑茶にミントを入れることが多いみたいです。

そう言うわけで、アジアを旅行しているとお茶には困らないかというと、
実はかなり困ります。
何故かというと、不味いのです(笑)。
インド・ネパールのチャイは甘いミルクティですが、
甘くしなかったら、かなり不味いでしょうね。お茶の味しないし。
両国とも、いいお茶は取れるのですが、やはりそれは輸出用。
国内にあるのは、くず茶です。
パキスタン辺りから「サモワール」が見られるようになります。
イランでは、お茶に砂糖を入れずに、角砂糖をかじりながら、
お茶を飲む方法が多いです。
イランでは、お茶を飲む場所のことを「チャイハネ」と呼びます。
チャイはお茶で、ハネは家のことです。
チャイハネでのんびりお茶を楽しむのもいいですし、
たばこを吸う人は、水パイプなどもあります。
トルコは、元々ターキッシュ・コーヒーが有名でしたが、
政府の食料自給政策のため、最近は落ち屋がポピュラーになっています。
コーヒーは自国生産できませんが、お茶は黒海沿いの町で取れます。
但し、まずいです。
エジプトでは、グラスに葉っぱとお湯を注いで、葉が沈むのを待って飲みます。
ポットや茶こしは使わないのです。
ほとんどの国では、良質のお茶はスリランカからの輸入のようです。
また、これらの国では、かなり甘くして飲むのが普通なので、
「ノーシュガー」は変な目で見られます。

くらげさんは、どうしていたかというと、
マイカップと、マイコイルヒーター、ティーバッグ持参で
旅をしていました。
まともにストレートティーを飲むにはこれが一番のようです。

では、そんなわけで、
今回はココまで。
また、次回をよろしくね。


1998.10.14

でした


(C)MCMXCIIX KURAGE☆UMIUSHI