別冊・電網ねこみみ属性 『ごーやー街道山原譚』

Phase 3.4: ヤンバル気分
「ね」 今日はヤンバル探検だぞっ!!
「モ」 探検っていうか、お散歩だよ。
「ね」 日差し強いな。今日は日焼け止めちゃんと塗っておこう。
「モ」 まずは、沖縄最北端の辺戸岬行って、宿までお散歩だよ。
辺土岬からは与論島が見えるんだね。
「ね」 昔はあっちが日本で、ここは日本じゃなかったんだよな…
「モ」 そうだね。1972年5月までだね。
「モ」 ねこ子ちゃん、あそこに鳥みたいのが…、ある?いる?なんて言うのかなぁ…
「ね」 ちょうど探検コースだから寄ってみよう。
「モ」 赤いくちばしに、しましまの胴体…
「ね」 あんまり言いたくないけど…(-_-)
「モ」 ヤンバルクイナ
「ね」 の、形をした展望台。
センスねぇぇぇぇぇ!!
「モ」 実物はなかなか見られないから、こんな形で知ってもらうしかないのかもね。
「ね」 そうだなぁ。昨日行った「やんばる野生生物保護センター」なんて、そんなにたくさんの人が行くワケじゃないもんな。
「モ」 ほら、よくよく見るとかわいいよ。
「ね」 モモ子。それ、本当にそう思って言ってる?
「モ」 ゴメン。聞かないでくれるかな。
「ね」 アイツ、これを見せるためにヤンバルクイナの特徴覚えとけって言ったのか!?
「モ」 おにいちゃん、こういうの好きなのかな?
もしかして、巨大フィギィアのつもり…?
「ね」 怪獣・ヤンバルクイナゴン…てかw
「モ」 国道出てから、再び脇道に入ります〜
「ね」 おっ、茶畑!?こんなところでもお茶作ってるのか。
「モ」 台湾でもお茶(中国茶だけど)作っているから、本当はそんなに変な事じゃないんだよね。
「ね」 おぉー、あそこに見えるかやぶき屋根は…
「モ」 ボクたちが泊まっている民宿だね。
「ね」 絶景かな〜絶景かな〜
「モ」 きれいな海だよ!!
「ね」 こんなところに海水浴場…あったんだ!!
「モ」 ブッブー
ここは海水浴場じゃありません。ただの海岸です。
「ね」 って、何が違うんだよ。海は海だろ!?
「モ」 ここは、監視員とかいないでしょ。クラゲよけの網もないし。
だから、海水浴場じゃないんだよ。
事故とか起きても自己責任って事じゃないかな。
「ね」 うーーん、それって、オトナの事情ってヤツだよな。
「モ」 ま、そーだね(笑)
「ね」 あ、でも、沖縄の海は危険な生物もいっぱいいるから、素足で入っちゃダメだよ。
「モ」 ねこ子ちゃん、そうゆうところはしっかり把握してるんだね。
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