| 選挙かぁ… |
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| 2005ねん2がつ1にち |
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イラクでとりあえず選挙が行われたようですね。 あと数日で結果もわかるそうですが、この選挙についてちょっと考えてみます。 「投票率60%」 一部の国からは「あり得ない数字だ」と言う声が上がっています。 確かに、事前にどれだけ具体的な告知がされたかわからない状態で、なおかつ、あの治安状態でこの投票率は不自然な気がします。 なにしろ、実質アメリカの支配下で行われた選挙。情報操作に関してはトップクラスの国ですから、鵜呑みには出来ません。 「投票率」について詳しい説明はまだないのですが、世界的に見ると「選挙人」は二種類あります。 ひとつは、自然に選挙人として投票権が発生するタイプで、日本もそうです。日本人で住民票があれば、通常二十歳以上の人には自然に投票整理券が送られてきますね。 もう一つが、自発的に選挙人として登録しないと選挙人としての投票権が発生しないタイプです。日本ではこういった選挙は無いんじゃないかな。イラクが自発的選挙人のシステムを取っていた場合(個人的にはこっちではないかと思っているのですが…)、選挙人登録自体低かったんじゃないでしょうか。その場合、選挙に行く人しか選挙人登録しますから、投票率を高く見せることが出来ます。アメリカは自発的選挙人制度をとっているのです。 「選挙の意義は?」 新聞にイラク人の意見として、「この国はずっと話し合いで解決してきた。なぜ選挙をしなくてはならないのか」というのが載っていました。このような意見が多数なのかどうかはわからないのですが、確かにアラブ諸国(イラクはアラブじゃないのだけど)では部族間による話し合いで(決裂もあるわけだが)問題解決をしてきています。 今回、直前まで被選挙人が明らかにされないでも投票する人がいたのも、人で選ぶのではなく、民族とか部族とか、そう言った基準で投票しているのだと思います。 結局、選挙が正しく行われたとしても、部族間の人口勢力図を示すだけじゃないでしょうか。 多数決で決まればそれで良いという意見もありますが、多数決以外に解決方法があるなら、その方がいいと思うのです。 日本の議会のようにロクに議論もせず数だけでごり押しするような政治(極端に言えば、51%の意見が49%を無視して、すべてを決定するようなシステム)を見ていると、「数」と言うのは時に暴力なのではないか?そう思うのです。 民主主義であることが、選挙を行うことと同じなのかどうか、ちょっと考えさせられる意見でした。 さて、それで、イラクは内戦とか分裂を避けられるか? ですが、かなり難しそうですね。 マスコミの報道を見る限り、今のイラクをまとめられるほどの人望とか、カリスマを持つ人はいなさそうですね。 早めに分裂しちゃった方がいいのかなぁ。。。でも、影響大きそうだなぁ。 ( Top▲ )
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