The big issue Japan
2003ねん12がつ6にち
今日、池袋の路上で一冊の雑誌を買いました。
雑誌の名は「The big issue Japan」知っている人もいるかも知れませんが、ホームレスの人たちを支援(援助とはちょっとちがう)する雑誌です。
簡単にシステムを説明すると、路上などで認定を受けたホームレスの人が、一冊200円で雑誌を売ります。この雑誌は発行元が90円で卸すので、販売者は110円の利益を得ることが出来ます。
また、この雑誌は、ホームレスの人などしか扱わないのです。
元々はUKでホームレス支援のために発行された雑誌で、その日本語版が大阪で先行発売され、東京でも売られるようになったようです。

このシステムからわかるように、仕事(販売)しないと収入になりません。そのあたりが単なる援助ではなく、支援と言う理由のようです。
ちなみに、販売員はIDカードを持ち、行動規範を守ることになっているようです。
近頃は国際支援もカネバラマキではなく、産業を作り、仕事が出来る環境づくりに移りつつあるようですし、同じような発想でホームレス支援をするわけですね。

表紙を含めて32ページの内容は、流石というか最初の方はプリティッシュ・カルチャーが並びますが、三分の一過ぎた辺りからは日本独自の編集のようです。
ただし、出版元が大阪なので、大阪中心の記事ですな☆

出版の意図から想像できると思いますが、どちらかと言えば、サヨ寄りかもしれませんが(とは言っても、当然特定の政党に偏った政治的な話は無い)、サヨアレルギーでも無ければ、問題ないんじゃないかなぁ。
面白い試みだと思いますし、内容もちょっと面白い部分があるので、興味のある方、見かけたら一度くらい買ってみては?
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