二大政党制
2003ねん11がつ10にち
選挙が終わったけど。。。
くらにょん的に一言で言えば『つまらない選挙だったな』
そもそも、現内閣に不利な材料が無いうちに(イラク派兵や、実体無き構造改革がばれるなどで支持率が下がるのを恐れてか?)衆院解散で延命を計るのが目的とも思えるから、明確な争点の無い選挙でした。

それでも、くらにょんは投票に行ったわけですが、立候補者見てびっくり。三人しかいない訳です。言い換えると、選択肢は3つしかないのです。いや、『白票』を入れれば、選択肢は四つになるが。
この狭い選択肢から選ばなくてはならいとなれば、投票率は下がるだろうよ。それでも、投票率が50%越えているのは、せめてもの国民の良心なのだろうか。
比例代表にしても、既存勢力のせめぎ合いで、現在のどの政党にもうんざりしている人には、選択の余地はない(いや、これも『白票』という選択もあるのだが。。。)のだ。

その理由のひとつは、公職選挙法なのだそうで、政党政治を行うために、既存政党に所属しなければ現実的に立候補出来ないようになっているそうだ。現に、東京一区で立った某候補(かなり電波なのだが…)などは政見放送に出られないのだそうだ。いくら電波とはいえ、立候補を受理されて、供託金没収覚悟で立候補してもそれでは余りに不公平だと思う。
ま、言い換えれば、政党に従えない者は立候補するなと言うことらしい。

二大政党制になって、政権交代がしやすくなるなんていうが、それは巨大政党。選ばれる立場の理論であって、選ぶ側の理論ではないように思う。特に、現在のように、名前は違えども中身の変わらぬ二大政党なんてねぇ。。。。
UK、USじゃあるまいし、二者択一で世界を決めようなんて、あまりにも単純でばかげているのではないかな。どこにメリットがあるのかわからない。UK以外のヨーロッパ諸国のように、多党制でも政権交代は頻繁に起こり得るのだし。
多様性を犠牲にする危険性に気づいていないのだろうかとさえ、思ってしまいます。

くらにょんは(おそらく、ほとんどの日本国民も)永遠に選ぶ側であって、選ばれる側にはならない。でも、選挙は選ぶ側のための制度であって、選ばれる側の制度ではないと思うのだが、それは永遠に選ばれる側にいる者の僻みと愚考なのだろうか。
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