9・11
2003ねん9がつ11にち
9・11と言うことでいろいろ言われていると思うので、くらにょんもちょっと。

この日を境に何が変わったかって、アメリカで言論弾圧が強まり、日本でも「自粛」の風潮が強まった事だと思います。
この日以来、アメリカでは報復を前提とした社会になり、それに反論する者は異端視され、マスコミからは無視された。自ら言論の自由を封じ始めたのです。その後、アフガニスタン、イランを侵攻し多くの者が犠牲になりましたが、それに対する反省は無ありません。正確な数は知りませんが、両方を合わせれば一万人を越える犠牲者がいたのではないかと思うし、不発弾などによって、被害は今後も増え、両国内の治安は極度に悪化しているのが現状です。
しかし、アメリカの理論で言えば、アメリカを守るための正統な行為(裏返せば国を守る英雄的行為)との論調にまとまってしまっています。おそらく、反論者も少なからずいると思うのですが、言論する場が無いのだと思います。
なにしろ、報復という結論が出せない者は愛国心のない者ともしくは敵の回し者と烙印を押されるのです。

正直、このようなことは日本でも少なからず起きています。WTC事件より身近な北朝鮮拉致問題を見るとわかりますが、マスコミを見ると拉致被害者の子供達を日本に帰国(?)させる論調で一致しています。個人的には当人達が言葉も文化も生活も違う国、自分に日本人の血が流れていることも知らない(事になっているらしい)人が、本当に日本での生活を希望しているか疑問です。この様に考えることが本当に正しいのかどうかはわかりませんが、話題にすらならない事が異様です。
想像にすぎませんが、抗議や苦情を警戒して自粛なんじゃないかと思います。

このように大きな事件に限らず、多くの事件には双方の見方があって、それはお互いに許し難いことであったりするわけですが、その原因をつかむには、双方の立場に立つ見方が必要だと思います。それを捨てて自粛や一方的な言論統制ばかりしていては、上辺だけの理解や同情だけで決して根本的解決が出来ないと思います。
言うのは勝手、中身はそれぞれ個人が判断するべきだと思うのです。
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