ぴちぴちピッチ
2003ねん8がつ22にち
ヲタじゃないので、そんなにアニメは見ないくらにょんです。

最近、ある意味面白いと思っているのが『ぴちぴちピッチ』。東京ではTV東京で土曜日の朝8時から放送しています。

内容は、人間界に修行(?)に来ている人魚がわるい人魚やモンスターと戦う(ホントは「戦う」って程でもないのだけど)お話。そして、人間の男の子を好きになって。。。。と、ベタですな(^^;
この戦い方がスゴイ。いい者の人魚たちが歌を歌うと、悪者人魚に苦痛を与えることが出来て、退散するのです。しかも、マイクは某玩具メーカーのハンディカラオケ機そのもの(笑)。
何故こんなにいい加減な戦い方かというと、ストーリー的に見てもこの戦いはかなりどうでもいい物らしい。喩えて言うなら、小学校でいじめっ子の女の子グループを担任の先生に叱ってもらう。その程度の重みしかないように思えます。
HP見ていただければわかると思いますが、HP運営は全くやる気が無さそうです(´・ω・`)。
絵もちょっと雑。原作見ていないのでわかりませんが、原作もこんなのかなぁ。同人誌レベルって言ったら失礼か??ホント現役女子中高生が同人誌で書くような絵です。かわいいけど、おっきなオトモダチには受けそうにありません。

と、書くと良いところ無さそうですが、非常に重要なのは、『主人公の女の子がものすごく恋している』こと。このアニメは、恋する女の子を描く。ただそれだけのストーリーと見ていいと思います。つまり、戦闘とか、マニア的な仕上がりなんて、全然考えていないのです。近年希にみる純愛物なんじゃないかなぁ。
「セーラームーン」、「CCさくら」、「おジャ魔女どれみ」近年大ヒットした少女アニメですが、恋をし、正義のために戦い、悩みを抱え、多くのテーマを詰め込み、まるで疲れ果てたサラリーマンのようなヒロインたち。絵柄にしても、女の子だけじゃなくて、おっきなオトモダチにも受けるような設定がされていました。それが当然と思われてきた近年の日本少女アニメ路線を、「ぴちぴちピッチ」は真っ向から否定している訳です。ヲタク論から言えば、限りなくやおい漫画に近いと言えます。
この「女の子に一番大切なのは恋よ」という単純明快さは、無駄をそぎ落とし少女アニメの原点に戻ったとして、評価されるべきだと思います。

ただね、にくらにょんが見てもイマイチ面白くないんだよなぁ〜(苦笑)

[追記]
制作はテレビ愛知のようでココで見るといろいろな情報がありました。(2003.08.22)
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